はいどうもこんにちわのぶっちです。SDXLは、AI画像生成技術の最新版ですが、そのままでは手や指の形が崩れたり、画質が荒くなったりすることがあります。そこで、今回はSDXLのembeddingsの補助ツール『negativeXL』『negprompt8』を使って、手や画質を綺麗にする方法を紹介します。
ただし、SD WEB UI1.6未満だと、embeddingsが使えないエラーがあるのでアップデートの仕方もおしえます。
embeddingsを反映するにはSD WEBUIのアップデート
SDXL版のembeddingsが反映されない理由はアップデートにあります。ずっと悩んでたんですがアップデートして解決したので方法を説明します。
アップデートする前にバックアップはしていてね。
まずはStable Diffusion Web UIがインストールされているフォルダに移動し、空白ランの所で右クリックを押して「ターミナルで開く」をクリックします。
Power Shellが開いたら『git pull』を貼り付けてね。
数秒でinstallが完了するので、これでStable Diffusion Web UI1.6になっていればembeddingsで使えるようになっています。
SDXL版のembeddings『negativeXL』を使う
negativeXLは、SDXL版のembeddingsの一種で、手も綺麗にしてくれるし、画質もあげてくれる補助ツールとなっています。
negativeXLにはAとDの2種類ありますが、ちがいについては、配布サイトに詳細は書かれておらずわかりません。
ネガティブXL A
PCは左が元画像、右がnegativeXL(A)を使用しています。サンプリングにDPM++ 2M SDE Heun Exponentialを使用しています。
後ろ向いたけど女性も画質もあがってますよね。
赤みがかった夕方のイメージに髪型もばっちりきまり、着物の模様も書き込み量が増えた感じに思えますよね。
ネガティブXL D
同じメタデータで今度はnegativeXL(D)使用しています。 今度は、シンプルな感じになって目が繊細になっただけの感じになりました。どっちかというとDの方が僕は好きです。
sdxl-negprompt8-v1m
実写系も使ってみる
元画像でも手は綺麗だよね!次はnegativeXLになりまーす。
なんか急に色気づいた感じになりました。
失恋してげっそり痩せましたみたいになってるね。さあ!ギャルになるでしょうか?
だっふんだ!しむらけんになっちゃった!
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、SDXLのembeddings『negativeXL』で手や画質を綺麗にする方法を紹介しました。embeddingsを反映するにはアップデートが必要なので、忘れずに行ってくださいね。negativeXLは、手や画質を綺麗にするだけでなく、色々なスタイルや表現を試すことができます。是非、自分の好みの画像を生成してみてください。